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2016年11月 4日 (金)

ナルキッソスの恋【敦芥】

雰囲気散文詩です。
春河先生のイラスト集もアニスト17話も見てないけど、Twitterでちらちら流れる敦とやつがれは似ている(似せている?)説から思いついた話。敦くん視点。
ナルキッソスを題材に敦芥を書きたいとずっと思っていたので、超自己満足ですがよかったです。

いっそナルキッソスになれたらいいのに、なれないふたり。



僕らは水鏡に映った自分だ。
見えるけれど、触れることは出来ない。
恋い焦がれても成就されることはない。

本当に?
別々の身体を持った個々の人間なのに、どうして恋することも愛することも赦されないのだろう。
敵対するもの同士だから?
けれども、それは自らが選んだことではないだろう?
出会った立場がそうだったというだけだ。

言葉を選ぼうとする僕の隣りでお前はぽつりと零した。
「水面に映った肉だな……」
何を唐突に、と言いかけてそれがお前の精一杯の冗談だと気付いたら涙が溢れてきた。
お前は泣かないだろうから、僕がふたり分泣いてやる。

僕らはナルキッソスなのか。
恋してはいけない相手を選んだのか。

水鏡に映った僕らは、触れたら消えてしまう。

ナルキッソスの恋

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